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麻辣湯(マーラータン)とは?注文方法・具材・辛さ

麻辣湯の具材とスープ
本サイト掲載の感想はあくまで主観的なものです。店舗やメニューに関する情報は訪問時のものであり、現在と異なる場合があります。最新の情報については公式サイトや店舗等にてご確認ください。

麻辣湯(マーラータン)は、花椒と唐辛子を使ったスープに、春雨や野菜、きのこ、肉、豆腐皮などを入れて食べる中国の料理です。店頭の冷蔵ケースから具材を選び、店で一杯ずつ煮てもらいます。

日本では2024年半ばごろから麻辣湯専門店が増え、街で見かける機会も多くなりました。七宝麻辣湯、楊國福麻辣湯、麻辣工房などの店には行列ができていることがあります。

目次

  1. 麻辣湯とは
  2. 麻辣湯と火鍋の違い
  3. 麻辣湯専門店での注文方法
  4. 麻辣湯で選べる具材
  5. 辛さの選択
  6. 調味料や薬味で味変
  7. まとめ

麻辣湯とは

麻辣湯は、花椒のシビレと唐辛子の辛さがあるスープで、好きな具材を煮て食べます。中国語では「麻辣燙」と書かれることもあります。日本では「麻辣湯」と「マーラータン」のどちらの表記も見かけます。

「麻」は花椒によるシビレ、「辣」は唐辛子の辛さ、「湯」はスープを表す言葉です。ただ、麻辣と名前に入っていても、私が食べた麻辣湯は、本格的な担々麺や麻婆豆腐に比べると花椒のシビレがそれほど強くないことが多いです。

火鍋の赤いスープを想像する人も多いですが、白濁した白湯系のお店もあります。

2024年半ばごろから専門店が一気に増え、店頭の行列もよく見るようになりました。2007年に渋谷で始まった七宝麻辣湯、中国発の楊國福麻辣湯、2024年に高田馬場へ出店した麻辣工房など、店によってスープと具材が違うため、人気店を回ってみるのも楽しいです。

麻辣湯と火鍋の違い

赤い麻辣スープと白湯スープの火鍋

麻辣湯と火鍋は、どちらも中国で親しまれている料理で、花椒や唐辛子、さまざまな香辛料を使ったスープが特徴です。麻辣湯のルーツは火鍋にあるともいわれており、両者はよく似ています。

ただし、どちらも必ず赤いスープというわけではありません。火鍋には白湯や清湯などさまざまなスープがあり、麻辣湯もお店によって白湯系、清湯系などタイプが異なります。七宝麻辣湯の火鍋でも、麻辣系だけでなく白湯や黒烏龍湯など複数のスープが用意されています。

両者の違いが分かりやすいのが、いわゆる赤い麻辣スープです。火鍋の麻辣スープは、具材を鍋で煮ながら食べるため、油や唐辛子、花椒などをしっかり効かせた濃厚な味わいが一般的。一方、麻辣湯は一杯のスープ料理として食べるため、火鍋のような麻辣の風味を持ちながらも、スープとして飲みやすい味に仕上げられていることが多いです。

赤いスープ同士で比べるなら、火鍋「具材を煮て食べるための濃厚な麻辣スープ」、麻辣湯「その麻辣感をスープ料理として楽しめるようにしたもの」と考えると分かりやすいと思います。

麻辣湯専門店での注文方法

麻辣湯専門店の冷蔵ケースに並ぶ具材

多くの店では、ボウルとトングを取り、冷蔵ケースから具材を選びます。春雨、青菜、白菜、きくらげ、きのこ、豆腐皮、肉団子、魚団子、薄切り肉などが並んでいます。選んだ具材は重さで会計し、辛さやスープを伝えると店で煮てもらえます。

このとき、どの具材を選べばいいのか迷います。あまり考えずに取ると、会計が思ったより高くなることもあります。春雨、じゃがいも、肉団子、練り物を重ねて取ると、ボウルの見た目以上に重くなります。

店舗によっては会計前に途中で重さを計らせてくれる場合もありました。迷ったらまず店員さんに相談してみましょう。

担々麺は店が決めた一杯を食べる料理ですが、麻辣湯は具材を選ぶことで値段も食べごたえも変わります。行列に並んでから冷蔵ケースの前で迷うところも、麻辣湯らしい時間です。

麻辣湯で選べる具材

麻辣湯といえば春雨の印象がありますが、春雨だけではありません。店によっては中華麺を選べます。春雨はスープをよく吸い、中華麺にするとラーメンに近い食べ方になります。

青菜、白菜、もやし、きのこ、きくらげ、豆腐皮、干豆腐もよく並んでいます。私は青菜、きくらげ、豆腐皮のように中華らしい具材があると気になります。きくらげは辛いスープの中でも歯ごたえが残り、豆腐皮や干豆腐は春雨とは違う噛み応えがあります。

肉や魚団子、肉団子、ソーセージなどの練り物を入れると、食べごたえが出ます。ただ、いくつも取ると値段も上がり、スープより練り物の味が強くなります。春雨や中華麺に、野菜、豆腐皮、肉や練り物が加わると、一杯の中にいろいろな食感が出ます。

辛さの選択

麻辣湯は辛さを選べる店が多いです。ただ、担々麺専門店のように辛さとシビレを別々に選べる店は、私はまだ見たことがありません。辛さを上げると唐辛子だけでなく花椒も強くなることがあり、店ごとの差も大きいです。

担々麺や麻婆豆腐では、花椒が舌に残るくらい強い店もあります。麻辣湯は春雨や野菜、豆腐皮など具材を多く入れるためか、花椒が強く出すぎないスープの店もあります。麻辣という名前から想像するシビレと、実際に食べたときのシビレが違うこともあります。

初めてのお店であれば、まずはお店おすすめの辛さを選択してみてください。

調味料や薬味で味変

麻辣湯専門店の調味料と薬味

麻辣湯は好きな具材を選べるのが特徴ですが、店舗によっては、黒酢、ラー油、花椒、にんにく、香菜、ネギなどが用意されている場合もあります。

最初はそのまま食べて後半に好きな調味料や薬味を加えると、お店の基本の味とはまた違った自分好みの麻辣湯を楽しむことができます。特に私は黒酢が好き。黒酢があればぜひ試してみてください。

まとめ

麻辣湯は、花椒と唐辛子のスープに具材を入れて食べる中国の料理です。麻辣湯専門店ではさまざまな具材が用意されており、辛さも含め自分好みにカスタマイズできるのが最大の特徴です。

具材の選び方や重さで金額が変わる点など、初めての場合は不安に感じることも多いかもしれませんが、慣れてくればそれが楽しみになります。

今では麻辣湯専門店に行列ができていることも当たり前になりましたが、お店によって特徴は異なります。好きな店を見つけ、いろいろな組み合わせを試し、自分好みの一杯を探してみてください。